100切りのコースマネジメント|次のショットが楽になる場所にボールを置く方法
ゴルフで100切りを目指すなら、飛距離やショットの精度だけでなく、ボールをどこに置くかを考えることが大切です。
特に意識したいのが、「次のショットが楽になる場所」を選ぶことです。
例えば、残り150ヤードだから150ヤード飛ばせばいい。
この考え方だけでは、スコアを安定させるのが難しくなります。
同じ150ヤードでも、フェアウェイに置くのか、深いラフに入れるのかでは、次のショットの難しさが大きく変わるからです。
100切りでは、毎回最高の場所を狙う必要はありません。
少しミスしても、次の一打を打ちやすい場所に置く。
この考え方を身につけるだけでも、コースでの無理な判断を減らせます。
目次
- 「次のショットが楽になる場所」とは?
- なぜボールを置く場所が重要なのか
- フェアウェイを優先する
- 得意な距離を残す
- ハザードから遠い場所を選ぶ
- 次のショットの角度を考える
- ライの良い場所を選ぶ
- グリーンを狙いやすい位置に置く
- パー5は3打目から逆算する
- 100切りでは「距離」より「次の一打」
- まとめ
「次のショットが楽になる場所」とは?
簡単に言えば、次に打つショットの成功率を上げやすい場所です。
例えば、
- フェアウェイに置く
- 傾斜の少ない場所に置く
- ハザードから離す
- 得意な距離を残す
- グリーンを狙いやすい角度にする
- ミスしても大きなトラブルにならない場所を選ぶ
などが挙げられます。
一見すると遠回りに見える選択でも、次のショットが簡単になるなら価値があります。
ゴルフは「現在の一打」だけでなく、次の一打まで含めて考えるスポーツです。
なぜボールを置く場所が重要なのか
同じ残り距離でも、ボールの状況によって難易度は変わります。
例えば残り100ヤード。
フェアウェイからなら、普段どおりのショットができます。
しかし、深いラフや傾斜地から100ヤードを打つとなると、同じクラブでも結果が変わる可能性があります。
つまり、
「残り距離が短い=簡単」ではありません。
100切りを目指すなら、距離を縮めることだけに集中しないことが重要です。
1. フェアウェイを優先する
次のショットを簡単にするための基本は、良いライを確保することです。
特に2打目では、多少距離を犠牲にしてもフェアウェイを選ぶ価値があります。
例えば、
A:残り80ヤードだが深いラフ
B:残り110ヤードだがフェアウェイ
という状況なら、Bのほうが安心して打てる人もいるでしょう。
もちろん、これはプレーヤーの技術によって変わります。
重要なのは、距離だけでなくボールの状態を見ることです。
「あと何ヤードか」だけではなく、「どんなライから打つのか」まで確認しましょう。
2. 得意な距離を残す
自分の得意な距離を把握しておくと、ボールを置く場所を決めやすくなります。
例えば、
- 50ヤードが得意
- 70ヤードなら自信がある
- 100ヤードが得意
- 120ヤードのフルショットが打ちやすい
など、人によって得意距離は違います。
残り180ヤードから無理にグリーンへ近づけるのではなく、得意な距離を残す方法もあります。
例えば、2打目で100ヤード程度を残せば、3打目で得意なショットを打てるとします。
その場合は、**「できるだけ近づける」より「得意な距離を残す」**ほうが有利になることがあります。
3. ハザードから遠い場所を選ぶ
次のショットを楽にするなら、危険な場所から離れておくことも重要です。
例えば、
- 左に池
- 右に広いラフ
という状況なら、右寄りにボールを置く選択があります。
仮に少し右へズレても、ラフから次のショットを打てます。
一方、左へ少しズレただけで池に入るなら、左側は避けたい場所です。
ここで重要なのが、
「ナイスショットなら最高の場所」ではなく、「ミスしても助かる場所」
を考えることです。
100切りでは、この発想が特に役立ちます。
4. 次のショットの角度を考える
ボールを置く場所によって、次のショットの角度も変わります。
例えばグリーンの左側にピンがある場合、右側からグリーンを狙いやすいケースがあります。
逆に、左側へ寄せすぎると、グリーンの入口が狭くなることもあります。
そのため、
「今のショットでどこまで近づけるか」
だけでなく、
「次のショットでどこから狙うと楽か」
を考えます。
これは特にドッグレッグや、左右にハザードがあるホールで有効です。
5. ライの良い場所を選ぶ
次のショットの難易度は、ライによって大きく変わります。
例えば、
- 平らなフェアウェイ
- 左足下がり
- 左足上がり
- つま先下がり
- つま先上がり
- 深いラフ
では、同じ距離でも打ちやすさが違います。
2打目で無理に飛ばした結果、傾斜地に止まってしまうことがあります。
その場合、3打目でグリーンを狙うのが難しくなるかもしれません。
少し手前でも平らな場所に置けるなら、そのほうが次のショットは簡単です。
「距離」と「ライ」のどちらを優先するか。
これもコースマネジメントの重要な判断です。
6. グリーンを狙いやすい位置に置く
グリーン周りでは、ピンの位置も考えます。
例えば右奥にピンがあり、右側に深いバンカーがあるとします。
この状況で、右奥へ無理にボールを運ぶ必要はありません。
グリーン中央や手前に置けば、次のショットで安全に寄せられる可能性があります。
また、グリーン手前に大きな傾斜があるなら、無理に近づけず、アプローチしやすい場所に置く方法もあります。
次のショットの成功率を高めるために、現在のターゲットを決める。
この考え方を習慣にしましょう。
7. パー5は3打目から逆算する
パー5では、「2打目でどこまで飛ばすか」よりも、3打目をどこから打つかを先に考えると判断しやすくなります。
例えば、
残り220ヤード
↓
グリーン手前に池
↓
50〜70ヤードが得意
という状況。
この場合、2打目で無理に220ヤードを狙う必要はありません。
安全な場所まで運び、3打目で得意な距離を残す方法があります。
すると、
2打目:安全に運ぶ
↓
3打目:得意な距離から狙う
↓
4打目:パット
という流れを作れます。
これなら、2打目で大きなミスをするリスクを抑えられます。
100切りでは「距離」より「次の一打」
100切りを目指すと、「少しでもグリーンに近づけたい」と考えがちです。
しかし、距離を縮めた結果、難しい場所にボールが行ってしまうことがあります。
例えば、
「残り70ヤードだけど深いラフ」
より、
「残り100ヤードだけどフェアウェイ」
のほうが打ちやすい人もいます。
もちろん、これは個人差があります。
だからこそ、自分がどんな場所から打ちやすいのかを知っておくことが大切です。
ラウンド後に、
- どの距離が打ちやすかったか
- どのライが苦手だったか
- どこからミスが増えたか
- どんな場所に置くと次が楽だったか
を振り返ってみましょう。
「置き場所」を決める3つの質問
コース上で迷ったら、次の3つを確認してください。
質問1:次は何ヤード打ちたい?
得意な距離を残せる場所を考えます。
質問2:次はどんなライから打ちたい?
平らなフェアウェイなど、打ちやすい場所を選びます。
質問3:ミスしたらどうなる?
池やOBなど、大きなトラブルにつながる場所を避けます。
この3つを考えるだけでも、ターゲットがかなり明確になります。
まとめ
100切りでは、すべてのショットで最短距離を狙う必要はありません。
大切なのは、次のショットを簡単にするためにボールを置くことです。
意識したいポイントは次のとおりです。
- フェアウェイを優先する
- 得意な距離を残す
- ハザードから離す
- 次のショットの角度を考える
- ライの良い場所を選ぶ
- グリーンを狙いやすい位置に置く
- パー5は3打目から逆算する
ゴルフでは、今の一打だけを見ていると、無理なショットが増えてしまいます。
そこで、
「この場所に打ったら、次は楽になるだろうか?」
と考えてみましょう。
たとえ10ヤード、20ヤード遠くなっても、次のショットが簡単になるなら、その判断には十分な価値があります。
100切りで大切なのは、派手なナイスショットだけではありません。
次の一打を打ちやすくする小さな判断の積み重ねが、安定したスコアにつながります。
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最終更新:2026-09-02
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