100切りのアプローチで70ヤードを安定させる方法|フルショットとの境目を攻略する
はじめに
100切りを目指していると、70ヤード前後のアプローチでミスが増えることがある。
50ヤードならアプローチとして考えやすい。
80〜100ヤードならウェッジのショットとして考えやすい。
その間にある70ヤードは、意外と判断が難しい距離だ。
「ウェッジを大きく振るべきか」
「フルショットを小さくするべきか」
迷った結果、スイングが中途半端になることもある。
しかし、70ヤードは決して特殊な距離ではない。
自分のクラブごとの飛距離と振り幅を把握しておけば、再現性の高いショットを作れる。
この記事では、70ヤードのアプローチを安定させるための考え方から、クラブ選択、距離感、練習方法まで詳しく解説する。
目次
- 70ヤードのアプローチが難しい理由
- フルショットとの境目になりやすい
- 無意識に力が入りやすい
- 70ヤードはフルショットではなく距離を管理する
- 70ヤードのクラブ選択
- ウェッジで狙う
- PWなどで低く打つ
- 70ヤードの振り幅を決める方法
- 70ヤードでショートする原因
- 70ヤードでオーバーする原因
- 70ヤードのアプローチで狙う場所
- 70ヤードを安定させる練習方法
- 70ヤードを10球打つ
- 60・70・80ヤードを打ち分ける
- 狙う場所を変える
- 100切りでは70ヤードで無理をしない
- まとめ
70ヤードのアプローチが難しい理由
フルショットとの境目になりやすい
70ヤードが難しい理由の一つは、ゴルファーによってフルショットとの距離が違うことだ。
ある人にとってはウェッジのハーフショットになる。
別の人にとっては、かなり小さなスイングになる。
つまり、「70ヤードならこの打ち方」という正解は一つではない。
重要なのは、自分のクラブで70ヤードを打つ方法を決めておくことだ。
たとえば、
- 60ヤード=小さめのスイング
- 70ヤード=中くらいのスイング
- 80ヤード=大きめのスイング
というように、距離と振り幅の関係を作っておく。
無意識に力が入りやすい
70ヤードでは、飛距離を意識するほど力が入りやすい。
「あと10ヤード飛ばしたい」と思った瞬間に、腕を強く振ってしまう。
すると、インパクトのタイミングが変わる。
トップやダフリが出たり、左右にボールが散ったりする原因になる。
70ヤードでは、10ヤードを「力」で追加するのではなく、「振り幅」で調整する意識が重要だ。
70ヤードはフルショットではなく距離を管理する
70ヤードを安定させるには、まず「何ヤード飛ばすか」ではなく「どのくらいキャリーさせるか」を考えたい。
たとえば、ピンまで70ヤード残っていたとしても、必ず70ヤードのキャリーが必要とは限らない。
グリーン手前からボールが転がるなら、キャリーを短くする方法もある。
逆に、手前にバンカーがあるなら、ある程度のキャリーが必要になる。
つまり、70ヤードという数字だけで判断しないことが重要だ。
「どこに落として、どこまで転がすか」
ここまで決めてからクラブを選ぶ。
70ヤードのクラブ選択
ウェッジで狙う
70ヤードでは、ウェッジをコントロールして使う方法がある。
この場合、フルショットよりも小さな振り幅にする。
メリットは、高さを出しやすく、キャリーを確保しやすいことだ。
ただし、ロフトの大きなウェッジほど簡単というわけではない。
振り幅が小さくても、インパクトが安定しなければ距離はばらつく。
そのため、普段から練習しているウェッジを使うことが基本になる。
PWなどで低く打つ
状況によっては、PWなどのロフトが比較的小さいクラブを使う方法もある。
低い球でグリーンに乗せ、そのまま転がすイメージだ。
特に、
- グリーン手前に障害物がない
- ピンまで転がせるスペースがある
- 風の影響を抑えたい
- 高い球を打つ必要がない
といった状況では検討できる。
ただし、これも普段から練習していることが前提だ。
ラウンドで突然試すより、練習場で自分のキャリーを確認しておこう。
70ヤードの振り幅を決める方法
70ヤードを安定させたいなら、まず自分の基準を作る。
おすすめは、60・70・80ヤードの3つをセットで考える方法だ。
たとえば、
「60ヤードはこの振り幅」
「70ヤードはここまで」
「80ヤードならもう少し大きくする」
というように段階を作る。
ここで大切なのは、振り幅を細かく数値化しすぎないことだ。
体格やクラブによって飛距離は変わる。
時計の位置などを参考にするのは構わないが、最終的には自分が再現しやすい感覚を基準にしたい。
また、振り幅だけでなくテンポも揃える。
70ヤードだから急いで振る必要はない。
むしろ、一定のテンポを保ったほうが距離感を作りやすい。
70ヤードでショートする原因
70ヤードを打っていて、いつも手前に落ちるなら原因を確認しよう。
よくあるのが、インパクトでの減速だ。
「オーバーしたくない」という気持ちから、スイングを途中で緩めてしまう。
また、
- 振り幅が小さすぎる
- ボールを上げようとしている
- 手だけでクラブを操作している
- 70ヤードに対してクラブの選択が合っていない
といった可能性もある。
ショートが続く場合は、単純に強く打つのではなく、まず振り幅を見直してみよう。
70ヤードでオーバーする原因
オーバーが多い場合は、反対にスイングが大きくなりすぎていないか確認する。
「70ヤードだからしっかり振らなければ」と考えると、無意識にフルショットに近づいてしまう。
すると、距離が安定しにくくなる。
また、インパクトで急激に加速していないかも確認したい。
70ヤードは、力いっぱい振らなくても届く距離である。
「飛ばす」のではなく「決めた距離に運ぶ」という意識に変えるとよい。
70ヤードのアプローチで狙う場所
100切りでは、ピンを直接狙うことだけが正解ではない。
70ヤードを打つ前に、グリーン全体を見る。
確認したいのは、
- ピンの位置
- グリーンの奥行き
- 手前のハザード
- 奥へ外した場合の状況
- 左右の危険
- グリーンの傾斜
などだ。
たとえば、ピンが奥にあっても、奥へ外すと次のアプローチが難しいなら、手前を狙うほうが安全な場合がある。
逆に、手前にバンカーがあるなら、多少ピンから離れてもキャリーを確保する判断が必要になる。
70ヤードでは「寄せる」だけでなく、「次の1打を楽にする」という視点を持ちたい。
70ヤードを安定させる練習方法
70ヤードを10球打つ
まずは70ヤードを10球打つ。
ただし、毎回同じ場所を狙うだけではなく、キャリー地点を確認する。
「思ったより手前に落ちている」
「キャリーは合っているが、ランが長い」
など、自分の傾向を把握する。
距離計を使える環境なら、実際のキャリーを測ってみるのもよい。
60・70・80ヤードを打ち分ける
70ヤードだけを繰り返す練習に慣れたら、60・70・80ヤードを打ち分ける。
たとえば、
60 → 80 → 70 → 70 → 60 → 80
というように、順番を変えて打つ。
この練習のポイントは、毎回同じスイングをしないことだ。
距離に合わせて振り幅を変える必要がある。
ラウンドでは残り距離が毎回違う。
だからこそ、複数の距離を打ち分ける練習が実戦的になる。
狙う場所を変える
さらに実戦を意識するなら、狙う場所も変えてみよう。
70ヤードから、
- ピンの手前
- ピンの奥
- ピンの右
- ピンの左
など、目標を変えて打つ。
これによって、単なる距離練習からコースマネジメントを含めた練習になる。
100切りでは70ヤードで無理をしない
70ヤードを得意にするとスコアは安定しやすい。
ただし、毎回ピンを狙う必要はない。
100切りで重要なのは、ナイスショットを増やすことだけではない。
ミスしたときのダメージを小さくすることも重要だ。
たとえば、奥に外すと下りのアプローチが残るなら、手前を狙う。
左右に深いラフがあるなら、広い方向へ逃がす。
ピンの位置が難しいなら、グリーン中央を狙う。
このように「安全にグリーンへ乗せる」という判断も立派な攻略法である。
70ヤードを寄せワンのチャンスにすることはもちろん大切だ。
しかし、無理をしてグリーン周りでさらに1打、2打と増やしてしまっては意味がない。
まずは大きなミスを減らす。
そのうえで、余裕がある場面ではピンを狙う。
この順番で考えると、100切りに必要な安定感を作りやすい。
まとめ
70ヤードのアプローチは、フルショットとアプローチの境目になりやすい。
そのため、スイングが中途半端になりやすい距離でもある。
しかし、自分の60・70・80ヤードの基準を作っておけば、距離感は安定させられる。
特に意識したいのは、
- 70ヤード用の振り幅を作る
- キャリーを基準に考える
- 力ではなく振り幅で距離を調整する
- 普段から練習しているクラブを使う
- 60・70・80ヤードを打ち分ける
- ピンだけでなく安全な着地点を見る
というポイントだ。
100切りを目指すなら、70ヤードを毎回ベタピンにする必要はない。
まずはグリーン周りで大きなミスをしないこと。
そして、次のパットを打ちやすい場所へボールを運ぶこと。
この考え方を身につければ、70ヤードは苦手な中途半端な距離ではなく、スコアを安定させる重要な得意距離になっていく。
本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。
記載の情報は執筆時点の一般情報であり、最新の詳細は公式をご確認ください。
最終更新:2026-09-13
<関連する記事>
| ウェッジの「フェースを開いて打つ」技術はまだ不要!? ビギナーが100切りを目指すレベルまではスクエアに構えて良い理由 - golfdigest-minna.jp (出典:golfdigest-minna.jp) |
<関連する画像>
<関連する動画>
【これ見れば100切れます】ランニングアプローチの重要ポイント解説!ピンポジションからの逆算でスコアが激変!
https://www.youtube.com/embed/CQ31CYULFws
(出典 Youtube)
油断すると1オンできない花道からのアプローチ。オススメクラブは、実はあのクラブ!【100切りゴルフ検定】【中井学プロレッスン】
https://www.youtube.com/embed/Y_ASgiQgNYQ
(出典 Youtube)
