100切りのアプローチでクラブを使い分ける方法|9番・PW・AW・SWの選び方
100切りを目指すなら、アプローチで使うクラブを1本に固定する必要はありません。
むしろ、状況によって9番アイアン、PW、AW、SWを使い分けられると、無理なショットを減らせます。
ただし、クラブを増やすほど迷いやすくなるのも事実です。
「40ヤードならSW?」
「50ヤードならAW?」
「転がしなら9番?」
このように、距離だけでクラブを決めると判断が複雑になります。
重要なのは、残り距離ではなく、ボールをどう運びたいかです。
例えば同じ40ヤードでも、
- 低く出して転がしたい
- 少し高さを出したい
- 手前の障害物を越えたい
- 着地後のランを減らしたい
など、状況によって適したクラブは変わります。
この記事では、9番アイアン、PW、AW、SWを使い分ける具体的な考え方を解説します。
目次
- アプローチのクラブ選択は距離だけで決めない
- 9番・PW・AW・SWの基本的な役割
- 9番アイアンが向いている場面
- PWが向いている場面
- AWが向いている場面
- SWが向いている場面
- 30〜50ヤードのクラブ選択例
- 50〜80ヤードのクラブ選択例
- 80〜100ヤードのクラブ選択
- 迷ったときのクラブ選択ルール
- 練習で自分のクラブ別距離表を作る方法
- まとめ
<h2 id="reason">アプローチのクラブ選択は距離だけで決めない</h2>
アプローチでは、
「残り40ヤードだからAW」
という決め方だけでは不十分です。
同じ40ヤードでも、グリーンまでの状況は毎回違います。
例えば、グリーン手前が広く開いているなら、低い球を転がす方法があります。
一方、手前にバンカーがあるなら、ある程度高さを出す必要があります。
つまりクラブ選択では、
距離 × 球の高さ × ランの量 × 障害物
を考えます。
100切りを目指す場合は、さらに「ミスしたときの安全性」も加えます。
難しいショットを無理に選ばないことが、大きなミスを減らすポイントです。
<h2 id="basic">9番・PW・AW・SWの基本的な役割</h2>
まずは、それぞれのクラブの特徴を大まかに整理します。
| クラブ | 基本的な特徴 | 主な使い方 |
| 9番 | 球が低くランが多い | 転がし |
| PW | 9番より少し高さが出る | 転がし+キャリー |
| AW | 中程度の高さとラン | 標準的なアプローチ |
| SW | 高さを出しやすい | キャリー重視・障害物越え |
ただし、実際のロフトはクラブによって異なります。
また、同じクラブでも打ち方によって弾道やランは変わります。
この表はあくまで基本的な役割として考え、自分のクラブで実際の距離を確認しましょう。
<h2 id="9i">9番アイアンが向いている場面</h2>
9番アイアンは、転がしを使いたい場面で候補になります。
例えば、グリーン手前からピンまで十分なスペースがある場合です。
イメージとしては、
少しキャリーさせて、あとはグリーン上を転がす
という使い方です。
9番が使いやすい状況
- 手前に障害物がない
- グリーン入口が広い
- ピンまで距離がある
- グリーンの傾斜が強くない
- 高い球を打つ必要がない
このような状況なら、SWで高い球を打つより、9番で転がしたほうがシンプルになる場合があります。
100切りでは「難しい球を打たない」という意味でも、転がしは重要な選択肢です。
ただし、下り傾斜が強い場合は注意しましょう。
9番はランが増えやすいため、グリーンに入ってからボールが止まりにくいことがあります。
<h2 id="pw">PWが向いている場面</h2>
PWは、9番とAWの中間的な選択肢として使いやすいクラブです。
9番では転がりすぎる。
AWでは少し高さが出すぎる。
そんな場面で候補になります。
例えば、グリーン手前に少しだけキャリーさせ、その後に転がしたい場合です。
PWが使いやすい状況
- 転がしを使いたい
- 9番より少し高さが欲しい
- グリーン手前の芝を越えたい
- ピンまである程度距離がある
- ランを残しつつキャリーも確保したい
PWは「転がし専用」と考える必要はありません。
打ち方次第で、ある程度キャリーを増やすこともできます。
9番とAWの間を埋めるクラブとして考えると、使い分けやすくなります。
<h2 id="aw">AWが向いている場面</h2>
AWは、100切りを目指す人にとって基準クラブにしやすい選択肢です。
理由は、ある程度キャリーを出しながら、SWほど極端に高さを出さずに済むからです。
例えば30〜70ヤード程度の距離で、
「転がしだけでは難しい」
「SWほど高い球は必要ない」
という状況なら、AWが候補になります。
AWが使いやすい状況
- 30〜70ヤード程度のアプローチ
- 適度にキャリーさせたい
- ランも少し使いたい
- 手前の芝を越えたい
- ある程度距離を合わせたい
ただし、ここでも距離だけで決めません。
40ヤードでも転がしが使えるならPWや9番。
40ヤードでもバンカー越えが必要ならSW。
というように、状況によって変えます。
<h2 id="sw">SWが向いている場面</h2>
SWは、4本の中では最も「高さを使いやすい」クラブです。
特に、キャリーをしっかり確保したい場面で候補になります。
例えば、
- 手前にバンカーがある
- グリーンまで芝が長い
- ピンが近い
- 着地後のランを減らしたい
- ある程度高さが必要
といった状況です。
ただし、SWを使えば必ずボールが止まるわけではありません。
また、ロフトが大きいほど簡単になるとも限りません。
短い距離で無理にSWを使い、トップやザックリが増えてしまうなら、別のクラブを試す価値があります。
100切りでは、SWを使うこと自体より、自分が安定してコンタクトできるかを重視しましょう。
<h2 id="30-50">30〜50ヤードのクラブ選択例</h2>
30〜50ヤードは、クラブの使い分けを覚えるのに適した距離です。
30ヤード
グリーン手前が広ければ、9番やPWで転がす選択肢があります。
手前に障害物があるなら、AWやSWでキャリーを確保します。
40ヤード
40ヤードは特に状況判断が重要です。
例えば、
転がせる → 9番・PW
少しキャリーが必要 → PW・AW
障害物を越える → AW・SW
というように考えます。
50ヤード
50ヤードになると、AWを基準に考えやすくなります。
ただし、SWで50ヤードの距離を作れるならSWも候補です。
重要なのは「50ヤードだからこのクラブ」ではありません。
自分の距離表から、最も再現しやすいクラブを選びます。
<h2 id="50-80">50〜80ヤードのクラブ選択例</h2>
50〜80ヤードでは、AWやSWを中心に考える場面が増えます。
例えば60ヤードなら、
AWで60ヤード
という基準がある人は、そのまま使えます。
一方、AWの60ヤードが不安定で、SWの60ヤードのほうが再現しやすいなら、SWを選ぶ方法もあります。
ここで大切なのは、
フルショットに近づけすぎないこと
です。
80ヤードを無理にSWのフルショットで打つより、AWのコントロールショットのほうが安定する人もいます。
逆もあります。
自分のクラブごとのキャリーを測り、どの距離帯が得意なのか確認しておきましょう。
<h2 id="80-100">80〜100ヤードのクラブ選択</h2>
80〜100ヤードでは、PW・AW・SWの距離性能が重要になります。
例えば、
- PWのフルキャリーが100ヤード
- AWのフルキャリーが90ヤード
- SWのフルキャリーが75ヤード
という人なら、90ヤードはAWが基準になります。
しかし、これはあくまで一例です。
クラブのロフトやシャフト、スイングによって距離は変わります。
重要なのは、自分のクラブで実測することです。
また、100ヤードを狙う場合でも、必ずフルショットを選ぶ必要はありません。
100ヤードを安全に打てるAWのコントロールショットがあるなら、それも有力な選択肢です。
<h2 id="rule">迷ったときのクラブ選択ルール</h2>
ラウンド中に迷ったら、次のルールを使います。
1. まず転がせるか確認する
転がせるなら9番やPWを候補にします。
2. 少し高さが必要ならAW
転がしだけでは難しいならAWを検討します。
3. 障害物を越えるならSW
バンカーなどを越える必要がある場合は、必要なキャリーを優先します。
4. 最後に自分の得意距離を見る
同じ距離を複数のクラブで打てるなら、最も再現性が高いクラブを選びます。
基本の考え方は、
「一番寄りそうなクラブ」ではなく「一番ミスが小さくなるクラブ」
です。
<h2 id="practice">練習で自分のクラブ別距離表を作る方法</h2>
クラブの使い分けを覚えるには、練習場でキャリーを測るのがおすすめです。
例えば各クラブについて、
| クラブ | 小さめ | 中間 | 大きめ |
| 9番 | 20〜30y | 30〜40y | 40〜50y |
| PW | 25〜35y | 35〜50y | 50〜70y |
| AW | 30〜40y | 40〜60y | 60〜80y |
| SW | 20〜40y | 40〜60y | 60〜75y |
のように記録します。
ただし、この数字をそのまま使う必要はありません。
実際の距離は人によって大きく異なります。
自分のキャリーを測り、
「このクラブなら、この振り幅でこのくらい」
という表を作ります。
さらに、同じ距離を2〜3本のクラブで打ってみましょう。
例えば50ヤードを、
- PW
- AW
- SW
で打ちます。
その結果、
「AWが一番安定する」
「SWは高さを出せるが距離のばらつきが大きい」
など、自分の特徴が見えてきます。
これが実戦でのクラブ選択につながります。
<h2 id="summary">まとめ</h2>
100切りのアプローチでは、クラブを距離だけで決めないことが重要です。
基本的な役割を整理すると、
- 9番:転がしを重視
- PW:低めの球とキャリーのバランス
- AW:標準的なアプローチの基準
- SW:キャリーと高さを重視
という考え方ができます。
ただし、実際の使い分けはライやグリーン、障害物によって変わります。
まず落とし場所を決めます。
次に必要なキャリーを考えます。
そのうえでクラブを選びます。
つまり、
落とし場所 → キャリー → クラブ → 振り幅
という順番です。
そして最終的には、自分のクラブで実際に打って、距離表を作ることが大切です。
「40ヤードならAW」と固定するより、
「転がせる40ヤードならPW、障害物がある40ヤードならSW」
というように、状況に応じて使い分けられるようになると、100切りに向けたアプローチの幅が広がります。
本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。
記載の情報は執筆時点の一般情報であり、最新の詳細は公式をご確認ください。
最終更新:2026-09-19
<関連する記事>
<関連する画像>
<関連する動画>
【100切りしたい方必見】50Y以内を圧倒的によせる練習ドリル
https://www.youtube.com/embed/5TOkKy-SwrA
(出典 Youtube)
It's actually super easy! How to hit within 20 yards for the rest of your life
https://www.youtube.com/embed/KieZd8IFBFk
(出典 Youtube)
<X(旧ツイッター)の反応>
カンバラノリオ
@NorioKambara久々ゴルフ アプローチ練習 とりあえず46 後半43出したいの〜 pic.x.com/ZkB4zmm8Aw


