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ウェッジのロフトはどう使い分ける?|PW・AW・SWの違いと100切りのアプローチ術

導入文

ゴルフのアプローチでは、「PWとAWとSW、結局どれを使えばいいの?」と迷うことがあります。

特に100切りを目指している段階では、距離だけを見てクラブを選ぶと、思った以上にボールが飛んだり、逆にショートしたりすることもあります。

その原因の一つが、クラブのロフトによってボールの高さやランの出方が変わることです。

ロフトとは、クラブフェースの傾きを表す角度のこと。一般的にはロフトが大きいほどボールが上がりやすく、ロフトが小さいほど低く出て転がりやすくなります。

ただし、「SWは上げるクラブ」「PWは転がすクラブ」と単純に決める必要はありません。

ライやグリーンの傾斜、ピンまでの距離によって、同じクラブでも使い方は変わります。

この記事では、PW・AW・SWの基本的な違いと、100切りを目指すゴルファーがアプローチで迷わないための考え方を解説します。

目次

  • ウェッジのロフトとは?
  • PW・AW・SWの基本的な違い

    • PWの特徴
    • AWの特徴
    • SWの特徴
  • ロフトが大きいと何が変わる?
  • 100切りでのウェッジの使い分け

    • 転がせるならPWやAW
    • 適度に上げたいならAW
    • 障害物を越えるならSW
  • 同じ30ヤードでもクラブが変わる理由
  • ウェッジのロフトを練習で確認する方法
  • 100切りでは何本のウェッジを使えばいい?
  • まとめ

ウェッジのロフトとは?

ロフトは、クラブフェースがどれくらい上を向いているかを示す角度です。

一般的には、ロフトが小さいクラブほどボールが低く出やすくなります。

反対に、ロフトが大きくなるほどボールは高く上がりやすくなります。

アプローチでは、この違いが「キャリー」と「ラン」に影響します。

キャリーは、ボールが空中を飛んで着地するまでの距離です。

ランは、着地してから転がる距離を指します。

例えば、同じ30ヤードを狙う場合でも、

  • 低い球で10ヤードキャリーして20ヤード転がす
  • 高い球で25ヤードキャリーして5ヤード転がす

という2つの方法があります。

どちらが正解というわけではありません。

重要なのは、コースの状況に合った球を選ぶことです。

PW・AW・SWの基本的な違い

PWの特徴

PWは、一般的なウェッジの中では比較的ロフトが小さいクラブです。

そのため、アプローチでは低めの球を打ちやすく、ランを利用した寄せに向いています。

例えば、

  • グリーン手前が広い
  • 障害物がない
  • ピンまで距離がある
  • 転がすスペースが十分ある

といった状況です。

このような場所では、無理にSWでボールを上げる必要はありません。

PWで手前に落として転がしたほうが、スイングをシンプルにできる場合があります。

ただし、PWのロフトはメーカーやモデルによって異なります。

自分のクラブのスペックを確認しておきましょう。

AWの特徴

AWは、一般的にPWとSWの中間に位置するロフトのクラブです。

「アプローチウェッジ」や「ギャップウェッジ」と呼ばれることもあります。

PWほど低く転がすわけでもなく、SWほど高く上げる必要もない。

そんな中間的なショットで使いやすいのが特徴です。

例えば、

「少しキャリーを出して、そこから適度に転がしたい」

という状況で候補になります。

100切りを目指すなら、AWで30〜50ヤード程度の基準距離を作っておくと、アプローチの選択肢が広がります。

SWの特徴

SWは、一般的にPWやAWよりロフトが大きいウェッジです。

そのため、ボールを上げたい場面で使いやすくなります。

代表的なのがバンカー越えです。

グリーン手前にバンカーがある場合、低い球で転がすのは難しくなります。

そこで、ある程度キャリーを出して障害物を越える必要があります。

また、深いラフから脱出するときにも、ロフトのあるウェッジが候補になります。

ただし、ロフトが大きいから簡単というわけではありません。

短い距離で無理にSWを使うと、距離感が難しくなる場合もあります。

ロフトが大きいと何が変わる?

ロフトが大きくなると、基本的にはボールが高く上がりやすくなります。

その一方で、同じスイングでも前方向への飛距離は小さくなりやすい。

そのため、アプローチでは、

ロフトが小さい → 低く出して転がす

ロフトが大きい → 高さを使ってキャリーを増やす

という基本的な考え方ができます。

ただし、実際の球筋はロフトだけでは決まりません。

ボール位置、入射角、フェースの向き、スイングスピードなども影響します。

さらに、芝の状態やグリーンの速さでもランは変化します。

したがって、ロフトの特徴は「クラブ選択の基本」として考えるのがおすすめです。

100切りでのウェッジの使い分け

転がせるならPWやAW

100切りを目指すなら、まず覚えておきたいのが「転がせる場所では転がす」という考え方です。

例えばグリーン手前に広い芝があり、ピンまで20〜30ヤード。

しかも途中にバンカーがない。

このような状況なら、PWやAWで低く出して転がす方法があります。

高い球を打つ必要がないため、ショットの難易度を下げやすいのがメリットです。

もちろん、グリーンの傾斜や芝の状態によっては別の選択が適しています。

適度に上げたいならAW

AWは、転がしとロブ系のショットの中間を狙いやすいクラブです。

例えば、グリーン手前に少し芝があり、転がしだけでは距離を合わせにくい。

しかし、SWで高く上げるほどではない。

そんな場面でAWが候補になります。

また、30〜50ヤード程度の距離でも、自分の基準となる振り幅を作っておくと便利です。

「AWで50ヤードなら、この振り幅」

という基準があれば、ラウンド中の迷いを減らせます。

障害物を越えるならSW

バンカーや深いラフなど、ボールをある程度上げる必要がある場合はSWが候補です。

ここで重要なのは、「ピンを狙う」より「障害物を確実に越える」こと。

例えばバンカー越えでピンが近い場合、無理にピンのそばへ落とそうとするとミスが大きくなることがあります。

まずグリーンに乗せる。

そして2パットで上がる。

100切りでは、この考え方が非常に重要です。

同じ30ヤードでもクラブが変わる理由

「30ヤードなら30ヤードのクラブを使えばいい」と考えると、アプローチは難しくなります。

同じ30ヤードでも、状況によって必要なキャリーが変わるからです。

例えば、

ケース1:手前が広い

グリーンまで障害物がなく、手前を広く使える。

この場合は、PWなどで短くキャリーして長く転がす方法があります。

ケース2:手前にバンカー

バンカーを越える必要がある。

この場合は、ある程度のキャリーが必要です。

SWなどでボールを上げる選択肢が出てきます。

ケース3:ピンが奥

ピンが奥にあり、奥まで行くと下り傾斜。

この場合は、あえて手前に落として、上りのパットを残すほうが安全なことがあります。

このように、距離が同じでもクラブ選択は変わります。

だからこそ、**「距離→クラブ」ではなく「状況→打ち方→クラブ」**という順番で考えることが大切です。

ウェッジのロフトを練習で確認する方法

練習場では、クラブごとの飛距離だけを確認するのではなく、アプローチでの球の高さとランも確認しましょう。

例えば30ヤードを目標にして、

  • PWで打つ
  • AWで打つ
  • SWで打つ

という順番で比較します。

すると、同じ30ヤードでもボールの飛び方が違うことが分かります。

ここで確認したいのは、

  • キャリーは何ヤードか
  • 着地後にどれくらい転がるか
  • どのクラブが構えやすいか
  • ミスしたときにどこへ行きやすいか

というポイントです。

特に最後が重要です。

100切りでは、完璧なショットだけを基準にする必要はありません。

「少し薄く当たってもグリーン手前に残る」

「少し強く入っても奥まで行きにくい」

など、ミスの幅まで考えてクラブを選ぶと、実戦で使いやすくなります。

100切りでは何本のウェッジを使えばいい?

100切りだからといって、ウェッジを何本も増やす必要はありません。

まずは現在使っているクラブの特徴を把握することが重要です。

例えば、

  • PW → 転がし中心
  • AW → 30〜50ヤード中心
  • SW → 高さが必要な場面

というように、自分なりの役割を決めます。

もちろん、ロフトや飛距離によって役割は変わります。

大切なのは、クラブごとの役割が重複しすぎないことです。

また、クラブを増やす前に、今持っているウェッジで距離の基準を作りましょう。

「何本持つか」より、「持っているクラブを迷わず使えるか」のほうが100切りでは重要です。

まとめ

ウェッジはロフトによって、ボールの高さやランの出方が変わります。

一般的には、PWは低く出して転がす場面、AWは高さとランのバランスを取りたい場面、SWはキャリーを出してボールを上げたい場面で使いやすいクラブです。

ただし、ロフトだけでクラブを決める必要はありません。

アプローチでは、

ライ → 障害物 → グリーンの傾斜 → 落とし場所 → クラブ

という順番で考えてみましょう。

特に100切りでは、難しい球を選ばないことが大切です。

転がせるなら転がす。

障害物があるなら必要な高さを出す。

そして、ミスした場合にも大叩きになりにくい場所を狙う。

この考え方を身につけるだけでも、アプローチの判断はシンプルになります。

まずは練習場で、同じ30ヤードをPW・AW・SWで打ち比べてみてください。

自分にとって「一番寄せやすいクラブ」が分かれば、コースでの迷いも少なくなります。

アプローチは、クラブの性能だけで寄せるものではありません。

状況に合ったクラブを選び、無理のないショットをすること。

これが100切りを目指すうえで、非常に大切な考え方です。

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最終更新:2026-09-15

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